ニキビ跡や毛穴の開きに悩む男性におすすめ/フラクショナルレーザー徹底解説

クレーター状のニキビ跡、慢性的な毛穴の開き、傷跡などは中々市販されている薬は従来の美肌治療で改善できるものではありませんでした。しかし、2000年代前半にフラクショナルレーザーが登場して以来、『肌を入れ替える』ことにより、それらの肌質改善が見込めるようになりました。

前述したスキントラブルにお悩みの男性も多いはず。本記事ではメンズ向けの肌質改善治療としたフラクショナルレーザーを詳しく解説します。記事の後半ではフラクショナルレーザーの治療を受けることができるおすすめのクリニックを複数ご紹介します。

フラクショナルレーザーとは

フラクショナルレーザーとは、一般的にはレーザーを用いて肌の表面へドット状に細かくレーザーを照射し、肌の入れ替わりを促進する機器及び治療名のことを言います。

フラクショナルレーザーは波長の長さによって角質・表皮を完全に破壊して除去する蒸散型(アブレイティブ)と皮膚に傷をつけない非蒸散型(ノンアブレイティブ)に分けられます。

蒸散型(アブレイティブ)

蒸散型のフラクショナルレーザーは長い波長(2940~10600nm)のレーザーです。
皮膚に微小の穴をあけて皮膚組織にわずかなダメージを与え、創傷治癒力を利用して気になる症状を改善していきます。

クレーター状のニキビ跡や傷跡、開いた毛穴、シミ・そばかすなどのスキントラブルに対応します。
効果が高い反面、術中の痛みや術後の赤み、腫れが長引くなどのデメリットもあります。

非蒸散型(ノンアブレイティブ)

蒸散型よりも短い波長(1320~1927nm)のレーザーで、照射直後に凝固層を作るため、「凝固型」とも呼ばれます。

皮膚深部に刺激を与えることで、コラーゲンやエラスチンの生成を促し、シワやたるみ、色素沈着やくすみの改善など、肌の若返りに効果が期待できます。ダウンタイムが比較的軽いという特長もあります。

主なフラクショナルレーザーの種類

現在美容皮膚科などで受けられるフラクショナルレーザーは主に下記の3種類です。

  • CO2(炭酸ガス)フラクショナルレーザー
  • YAGフラクショナルレーザー
  • ピコフラクショナルレーザー

順に特徴をお伝えします。

CO2(炭酸ガス)フラクショナルレーザー

CO2フラクショナルレーザーとは、微細なCO2(炭酸ガス)レーザーを点状に細かく照射することで皮膚表面にミクロ状の蒸散効果を持たせ、創傷治癒過程とその治癒能力を利用して肌の入れ替えと皮膚再生を促進させる蒸散型のフラクショナルレーザーです。

個人差はありますが、1回の照射でも約10~20%が新しい肌に入れ替わるので、回数を重ねる度に生まれたての滑らかな肌に近づく効果が見込めます。

YAGフラクショナルレーザー

YAGフラクショナルレーザーは、名前の通りシミ治療などでよく使用されるYAGレーザーを用いたフラクショナルレーザー治療です。同じ蒸散型のCO2フラクショナルレーザーの約10倍の水分への吸収率があり、表皮に対してミクロン単位の蒸散が可能で周囲にほとんど熱影響を与えないことが特徴です。

つまりCO2に比べて周辺組織へのダメージが少ないことが特徴です。

ピコフラクショナルレーザー

ピコフラクショナルレーザーは刺青除去やシミ治療にも用いられるピコレーザーによる非蒸散型のフラクショナルレーザーです。肌の表面は傷つけずに高密度のピコレーザーによる衝撃波が表皮内に穴を作ります。

その穴の刺激で真皮内のコラーゲン産生が促されます。蒸散型に比べ効果は中等度です。術後に瘡蓋が生じずに、顔の赤みも数日程度で治るので、ダウンタイムが短いことが特徴です。

フラクショナルレーザーの作用機序

上記のフラクショナルレーザーに共通して言えるのは創傷治癒によって肌質の改善を行うことです。
フラクショナルレーザーを照射された肌は、一時的に組織が破壊されますが、それを修復しようとする力が働き、肌の再生が進んでいきます。

そして、その過程でコラーゲンなどが作られるため、治療を重ねることで、治療前よりも肌が滑らかでツルツルした感触の肌になり、ニキビ跡や肌の凹凸などが目立たなくなっていきます。

フラクショナルレーザーで改善が見込めるスキントラブル

①肌の凹凸/ニキビ跡(クレーター)

フラクショナルレーザーは凹凸のある皮膚を一度破壊することによって凹凸を目立たないようにします。ダウンタイム中の傷が完治した際には、凹凸のない滑らかな肌触りへと変わっています。

特に従来の美容医療では中々改善することが難しかったクレーター状のニキビ跡の改善効果が認められたことからフラクショナルレーザーは画期的な肌質改善治療として脚光を浴びました。

クレーター状のニキビ跡が悩みの方は前述した蒸散型のフラクショナルレーザー治療を3ヶ月から半年くらいの期間で集中して治療を行い、回数的には5回前後施術を受けることがおすすめです。

②小じわ

フラクショナルレーザーはシワによって生まれた溝も新しい細胞で埋まるので、小じわの改善にも効果的です。

③毛穴の開き/いちご鼻

フラクショナルレーザーは毛穴の広がりを改善する力が強いです。照射した部位は、毛穴がキュっと縮小します。

顔の真ん中で存在感を放ち、毛穴の開きが目立つ所謂いちご鼻の改善にもフラクショナルレーザーは効果的です。

④くすみ

フラクショナルレーザーは肌を肌質を改善する治療として活用されることの多いのですが、肌のくすみを改善する効果も見込めます。細胞の生まれ変わりを促す治療ですので、新しいくすみのない肌が生まれて、ワントーン明るい肌になります。

⑤傷跡

現在の保険診療では、あくまでも傷の治療がメインになるため、残った傷跡にお悩みの方は少なくありません。

フラクショナルレーザーでは肌の入れ替え効果を促進することで火傷や外傷、手術などにより残ってしまった傷跡を薄く、目立たなくすることが可能です。できてしまった傷跡を完全に消すことはできませんが、傷跡の色を薄くしたり、凸凹を改善させたりすることで、見た目の印象を変えることが可能になります。

⑥乾燥肌

フラクショナルレーザーには、コラーゲンなどの美容成分を増やす働きもあります。
保湿成分がたっぷり増えた肌は潤いを保ちやすくなり、乾燥やかさつきの目立つ肌から弾力のある肌へ入れ替わる効果が見込めます。

フラクショナルレーザーの痛み

フラクショナルレーザーははっきり言って、術中と術直後は痛みを感じる治療です。患部に照射されている時はヒリヒリした痛みが伴います。術前に麻酔クリームを塗って照射されてもヒリヒリ感や火照りを感じます。

出力が強ければ強いほど効果も出やすいですが、あまりにも術中の痛みを感じるようであれば出力を下げてもらえるように施術にあたる医師や看護師に伝えましょう。

また、施術が終わってもしばらくは火照りやヒリヒリ感が残り、皮膚表面に赤みも出ます。術後、施術者からクーリングをしてもらうことにより、多少は軽減できますが術後に人に会う予定は控えた方が良いでしょう。

どうしても痛みが気になる方は前述した非蒸散型の種類のフラクショナルレーザーを受けることを希望しましょう。

フラクショナルレーザーのダウンタイム

ダウンタイムは施術を行うレーザー機器の種類や肌質にもよりますが概ね1週間から10日ほど見ておくと良いでしょう。施術後3日目くらいまでは赤みが目立ちます。また肌にヒリヒリ感が残るケースが多いです。

施術後1週間くらいは、治療前に比べ肌トーンが少し暗く変色し、角質が薄く剥がれていく現象が現れますが、これは正常的な皮膚の再生過程です。角質が目視で確認できても、強制的に取ろうとせずに自然に剥がれていくようにしてください。

凹凸や毛穴の開きが気になっていた肌がツルツルした滑らかな肌に入れ替わる効果もこの期間中に体感できます。

ただ、ダウンタイム中も決して他人に見せられないというレベルの状態になることは稀なので、接客業の方の場合は3日ほどお客様を対応する仕事は極力控えることをおすすめしますが、それ以外の職種の方やリモートワークで仕事される方は問題なく施術翌日から仕事しても問題ないでしょう。

フラクショナルレーザーの術後の注意事項

術後、患部に赤みが出ている間には、激しい運動、飲酒、サウナ、入浴(シャワーは可)などは避けて下さい。また、洗浄成分の強い洗顔フォームやパックなどの機能性スキンケアコスメの使用も控えましょう。保湿はきっちり行いましょう。

また術後に紫外線対策を怠たると色素沈着のリスクが高まります。曇った日や室内でも日焼け止めを使い(最低1ヶ月)、長時間外出する場合には帽子や日傘を用意することをおすすめします。

フラクショナルレーザーのリスク・副作用

フラクショナルレーザーの施術後に前述したような顔の火照りやヒリヒリ感、赤みが続くほかに下記のような副作用が稀に起こります。

  • 水疱(水ぼうそう)
  • 点状の出血
  • 長期の色素沈着

フラクショナルレーザーを受けられない方

下記に該当する方はフラクショナルレーザーを受けることはできません。

  • 重度の心臓疾患、糖尿病のある方
  • 治療部位に大きな瘢痕組織や感染性の皮膚疾患のある方
  • 蕁麻疹、アトピー性皮膚炎の方
  • ケロイド体質の方

フラクショナルレーザーを受けられるおすすめのクリニック

①ゴリラクリニック

男性専門の美容クリニックとして、全国19院に店舗展開し、美意識の高い男性から絶大な人気を誇るゴリラクリニック。メンズ脱毛が有名です。

ゴリラクリニックのニキビ跡治療は、患者様のニキビ跡の症状に合わせて3種類(アグネス・エクセルV・ダーマペン)の治療から適した治療を選択することで、ニキビ跡の改善効果を図ります。

凹みこ目立つニキビ跡には、厚労省承認のCO2フラクショナルレーザー機器コアで、微細な穴を肌内部に多数空けることで、皮膚の自己再生とコラーゲンの生成を促します。創傷治癒作用が働くことで肌が収縮し、凹みが消えていきます。

また、ゴリラクリニックではほくろ・イボの改善にもCO2レーザーを使用しています。

②アクネクリニック

ニキビ・ニキビ跡治療に特化している皮膚科として新宿、横浜、名古屋に3院展開しているアクネクリニック。

こちらのクリニックでもCO2フラクショナルレーザーでニキビ肌やニキビ跡が目立つ肌質改善治療が行われています。

フラクショナルレーザー以外でもハイドラフェイシャルやケミカルピーリング、リジュラン注入などニキビ・ニキビ跡治療のメニューは豊富にあるので、カウンセリング時に自分の肌にとってフラクショナルレーザーが最適な治療なのか確認してもらった上で施術を申し込まれる方が良いでしょう。

③オラクル美容皮膚科

オラクル美容皮膚科は、韓国を拠点に中国、台湾、フィリピン、タイ、ベトナムとアジア各国で80院以上が展開されています。日本国内においては2016年1月に日本で初めて東京の新宿に開院、2020年7月愛知県名古屋市に開院、 2021年4月大阪の梅田、2021年8月福岡の天神と東京の渋谷に開院と現在5医院展開しています。

オラクル美容皮膚科ではピコフラクショナルレーザーを受けることができます。

他にもフラクセルという非蒸散型のフラクショナルレーザー機器もありますので、自分の肌質や悩みを伝えた上で最適な治療の方向性を提案してもらうようにしましょう。

まとめ

フラクショナルレーザーについて解説させて頂きました。慢性的且つ根治しにくいクレーター状のニキビ跡などのスキントラブルもフラクショナルレーザーで定期的に肌を入れ替えて、滑らかな肌質を得ることで改善への道筋が見えるかもしれません。

本記事が上記のような症状にお悩みの方の一助になれば幸いです。

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