冬が近づき、空気の乾燥とともに頭皮がヒリヒリと突っ張ったり、乾燥を感じたりしていませんか?
人によってははがれた頭皮がフケのような白い粉(=乾性フケ)になって不潔な印象が出てしまっているかもしれません。
上記に少しでも当てはまった方は、おそらく乾燥しやすい頭皮をされています。
症状が悪化する前に、今すぐ「頭皮ケアローション(頭皮用化粧水)」の利用がおすすめです。
頭皮ケアローションの選び方
ローションとはアルコールを含む化粧水の相称です。
頭皮ケア目的なら、クオリティの高いローションを選ぶべきでしょう。
選ぶポイントを簡単に解説します。
ケア目的に適合しているか?
頭皮の悩みは個人差があります。
悩んでいる項目ごとに選ぶべきローションのタイプ(成分)が違います。
悩みの項目 | おすすめ成分 | 効能・効果 |
フケ・痒み(かゆみ) | グリチルリチン酸ジカリウム ヒノキチオール | 抗炎症・抗菌 |
ニオイ | 柿タンニン・クマザサエキス・茶葉エキス・チョウジエキスなど | 消臭 |
ベタツキ感 | パパイア果実エキス・セージ葉エキス・ローズマリー葉エキス・テトラ2-ヘキシルデカン酸アスコルビル | 皮脂抑制・収れん |
養毛・育毛 | オタネニンジンエキス・センブリエキス・チンピエキス・酢酸トコフェロール・ショウガ根茎エキス | 血行促進 |
頭皮が敏感なら成分に注意
肌と同じく頭皮も敏感タイプなら、選び方に注意が必要です。
製品に記載されている配合成分表を確認してください。
記載の順番は配合量順となりますので、刺激の可能性成分が表示上位である場合は、頭皮トラブルの可能性がある、と考えるべきです。
これらのうち「エタノール」は評価の分かれるところです。
清涼感をもたらし殺菌や毛穴引き締めなどの効能がありますから、多くの頭皮ケアローションに採用される成分となります。自身の頭皮が敏感タイプなのかを慎重に見極めてください。
おすすめの頭皮保湿ローション
WELEDA(ヴェレダ)オーガニック・ヘアトニック
「WELEDA(ヴェレダ)」はヨーロッパで自然医薬品メーカーとしての地位を確立する存在です。
1921年にオーストリアの教育学者・自然科学者であったルドルフ・シュタイナー、オランダ人ドクターのイタ・ヴェーグマン、ドイツ人科学者・薬剤師のオスカー・シュミーデルにより創設されました。
「WALEDA」は「頭皮は土壌」をテーマにして、オーガニック・ヘアケアシリーズを展開しています。
なかでも「ヘアトニック」は清涼感・爽快感に定評があり、多くのリピーターに支えられてきました。
香りは記憶力や集中力を高める「ローズマリー」なので、気分転換に最適でしょう。
洗髪後のヘッドマッサージ利用が一般的ですが、スタイリング剤としても使えます。
水、エタノール、ワサビダイコン葉エキス、ヨーロッパマンネングサエキス、ローズマリー葉油、炭酸K、香料(天然由来成分)
出典:WELEDA
☆ フケ・痒み改善および整髪効果の高いタイプです。
4711ポーチュガル ヘアトニック
ドイツ・ケルンで200年以上前に誕生した「4711 ポーチュガル」。世界初のオーデコロンとして多くの人々に愛されてきました。
最新設備で製造されるポーチュガル・シリーズは200年を超えて製法が守られており、香りの熟成に2ヵ月以上をかけています。ちなみに「4711」は「ポーチュガル」誕生の地である「ドイツ・ケルン市グロッケン通り4711番」にちなんでいます。当時の建物は戦災により焼失したものの、第二次世界大戦後にギャラリーとして再建を遂げています。
なお「4711 ポーチュガル・ブランド」は「柳屋」が日本国内総代理店を継承しています。
スィートオレンジ&レモンの柑橘系フレッシュな香りからコリアンダー&アーモイズのスパイシーな香り、そして最後はエポニー・ムスク・モスといった深みのあるウッディな香りへの変化を楽しめるのが特徴です。
ヘアトニックの基本性能は十分備えた上で、香りの楽しみを持つ「4711 ポーチュガル ヘアトニック」はおしゃれメンズを虜にするアイテムと言えるでしょう。
フケ・痒みを抑え、頭皮のリフレッシュ効果が高いので、朝お出かけ前にサッとふりかけて指の腹で軽くマッサージすればOKです。
☆ 香りを楽しみたいユーザーへおすすめです。
エロイカ ヘアトニック
「エロイカ」は「カネボウ化粧品」のコスメブランドです。
「エロイカ・ブランド」は「みだしなみにこだわる男性」をターゲットとして本格派男性化粧品の地位を確立している、と言えるでしょう。こちらの商品は1982年から発売を始めており、多くのユーザーを満足させてきた歴史を持ちます。
特徴のある爽やかな香りで、清潔感・清涼感に定評があり、頭皮のフケ・痒み対策に抜群の効果を発揮します。
☆ ビタミンB群のパントテン酸誘導体を含み、皮膚代謝機能を促進して正常なターンオーバー周期を頭皮にもたらします。独特の香りは好き嫌いが分かれるところですね。
柳屋 ヘアトニック(フケ・痒み用)
「柳屋」は1615年創業の化粧品・医薬部外品製造販売会社です。
1615年(元和元年)といえば400年以上前となり、歴史に裏付けられた製品造りには定評があります。
シリーズでヘアトニックを展開していますが、中でも「フケ・痒み用」は男の悩みへの対応力が高く、多くのリピーターを獲得しています。
こちらのヘアトニックには「オクトロピックス」配合に特徴があると言えるでしょう。
「オクトロピックス」はスイスに本社を置く「クラリアント社」の登録商標であり、「ピロクトンオラミン」が正式名称となります。
「オクトロピックス」は皮脂の抗酸化作用が強く、菌の増殖を抑え殺菌効果に優れていますので、フケ・痒み対策として多くの化粧品メーカーが採用しています。
☆ フケ・痒み対策として期待できる商品です
JPコロニア ヘアトニックEX
ラモコスインターナショナルが手がける「JPコロニア ヘアトニックEX」は香りによる精神効用を取り入れた化粧品です。
南フランス・地中海に面した香料産地であるグラースから直接輸入したオレンジおよびシトラスのエッセンスを使用しており、柑橘系の香りが心理面・精神面に良い効用をもたらします。
古来よりヨーロッパでは植物芳香療法(アロマテラピー)が継承され、現代も様々な医療・治療施術に活用されています。
「JPコロニア ヘアトニックEX」は香りがもたらす心理的効用(特に気分転換作用)に特徴を持ち、使用感の良さが多くのユーザーから高く評価されていると言えるでしょう。
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